先日、昨年の祭礼時暴力事件仲裁の件で、弁護士事務所と警察署へ行って来ました。お二方の共通のアドバイスは、祭礼中のケンカとは云え、加害者は少なくとも被害者の破れた服等の弁償は必須。弁護士先生は、+治療費10割+4200円×通院回数+慰謝料=5万~7万。仮に、傷害で訴えられたら刑法204条15年以下の懲役又は50万以下の罰金なので50万の債務名義発生する。そして、「前科一犯」の黒点が付いてしまう。仮に、示談にして不起訴になったとしても、20万の示談金は必要でしょう。これに比べたら5万から7万の慰謝料等は相当救われてますよ。加害者の方が、納得しなければいつでも、連れて来てください私(弁護士)が説得しますよ。というアドバイス。
一方、警察署傷害事件担当相談員の方は、+慰謝料=3万円。尚且つ、組委員代表者と加害者で被害者の方へお詫びしに行く。必ず組委員の方が付いて行ってくださいと。なぜなら、傷害事件を事前に抑えれなかった組にも大いに責任があるから。被害者の感情を、逆なでしない。その感情を出来るだけ組委員会に向けるようにしていくと、うまく治まりやすいと。また、加害者は被害者に対して、絶対に平身低頭の気持ちと姿勢を続けること。というアドバイスを頂きました。これが、プロの方々の意見です。「誠意」というのは「お金」ばかりではないと思いますが、やはり人間「お金」に弱いですからね。