今日は、年金会があった。
30年前に立ち上げた会なので、会員90%の先生方が、60才代だ。
その中での勉強会の内容だ。
働き方改革の原因となった、大手広告業D社女性社員が過労自殺をしたというD社。
新聞の見出しに、「オフィス消灯 続きは深夜のファミレス」。
オフィスは午後10時に、完全消灯するようになった。
残業は完全に、45H/月に抑えている。
しかし、ここから更に20H/月はファミレスで仕事をしているというものだ。
つまり、65H/月残業しているということ。
業務量が変わらず人で不足。(24才男性)
ノー残業デーは、サービス残業デーのようなもの。(51才男性)
上司が退勤処理をして残業。部下はマネをするしかない雰囲気。(34才男性)
表の数字で労基法を守って見せても、実態は違法残業だ。
表の残業時間が45H/月なら、裏(退勤後)の残業時間をゼロにしなければ、
働き改革の意味がない。